事故物件・訳あり物件とは
事故物件とは、その物件で自殺や殺人事件、事故死などの人の死が発生している際に使われる言葉です。事故物件のように取引の当事者に対し心理的な抵抗をもたらす恐れがある物件は「心理的瑕疵物件」とも言われます。
一方、訳あり物件は心理的瑕疵に加え、より広い範囲で懸念材料のある物件に対して使われる総称です。
たとえば、不動産の近隣に廃棄物処理施設やパチンコ店、暴力団事務所がある「環境的瑕疵物件」、建物に雨漏りやシロアリの発生がある、耐震強度が不足しているなどの「物理的瑕疵物件」、現行の建築基準法や、都市計画法、消防法などに抵触している恐れのある「法的瑕疵物件」はすべて訳あり物件に含まれます。