マンションの販売期を「1期や2期」
と分ける理由は?価格は変わるの?
マンション売買

マンションの購入を考えている人は、新聞の折り込み広告や不動産屋の情報を見ながら物件を探すことになるでしょう。

そのようなマンションの発売情報を見ると、「第1期発売」「第2期発売」などと書かれていることがあります。これは何なのでしょう?この記事では、マンションの期分け販売について解説します。これからマンション購入を検討している方は必読です。

なぜ販売期を分けて販売するのか?

マンションの販売においては、「第1期」「最終期」などのように分割して販売されることがあります。第何期なのかを見ることによって何回目の分割販売かがわかるようになっています。

ではなぜ分割して販売するのでしょう?

マンションを期分け販売する主な理由の一つは、「人気のあるマンション」という雰囲気を出すためです。全室一度に販売すると需要が追い付かず、買主が決まっていない部屋が多くなります。そうすると、売れ残っている印象になってしまいうので、マンション購入を検討している方に敬遠されてしまいます。

分割して販売することで「第何期も完売」という状態を作り出し、人気のあるマンションと印象づけるため、マンションは期分け販売されることが多いのです。

また、一度に売り出すと、売れやすいところばかり売れてしまい、売りにくい部屋が残ってしまうこともあります。そのような事態を避けることも、期分け販売が行われる理由の一つです。加えて、分割販売をすることによって実際の需要動向を探ることができ、次期以降の販売戦術に活かせるというメリットもあります。いずれの理由も、販売側がマンションをスムーズに売り切るための戦術だと理解しておくといいでしょう。

期分け販売の「何期何次」の「次」とは?

期分け販売の情報には、「何期何次」と書かれていることもあります。この「次」とは何なのでしょうか。

マンションの期分け販売における「次」とは、「期」をさらに細分化した区分です。マンションを複数建築中で、それぞれの棟ごとに販売時期が異なる場合、一つ目の旨を「第1期」で販売し、二つ目の旨を「第1期」で販売することがあります。このような場合に
、それぞれの棟でさらに期分け販売されると、「第1期2次」「第2期3次」などのように期分けされます。

先着順販売って ? 期分け販売と並行されてるのはなぜ ?

マンションは「先着順販売」という形式で販売されることもあります。

先着順販売とはその名の通り、購入申し込みが早かった人に順番に販売する形式です。

期分け販売と並行して行うことで、購入を検討している人に決断を促す効果があります。

例えば、「第1期」が先着順販売の場合は、角部屋や最上階を購入したい人に申し込みを促す効果があったり、「最終期」が先着順販売の場合は、そのマンションを買おうか迷っている人に「早く決めないと売り切れてしまう」という焦りを感じさせる効果があったりします。

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買い時は第何期?

期分け販売の買い時は、マンションの特性や購入者の状況によって異なります。

例えば、人気のマンションの場合、第1期よりも第2期、第2期よりも第3期、と価格が上がっていきます。そのため、人気のマンションを買いたい人にとっての買い時は第1期と言えます。

また、購入したいマンションが決まっている場合、第2期以降が抽選方式になると買いたくても買えない可能性もあるため、第1期で購入することがオススメです。

一方、あまり人気のないマンションの場合、空室を出さないために最終期に近づけば近づくほど、価格が安くなる傾向があります。そのため、なるべく安くマンションを買いたい人にとっての買い時は最終期と言えます。

いきなり第1期で買っても大丈夫? 第1期で買うメリットは ?

いきなり第1期で買うのが不安という方もいるでしょう。しかし、第1期での購入にはいくつかのメリットがあります。

まず、マンションの売り上げが好調な場合、第1期での購入が一番安いです。

また、人気のある角部屋や最上階は第1期でしか買えなかったり、好きな間取りを選べるのは第1期だけだったりします。

さらに、第1期は選択できるオプションが増えることも多いので、住宅にこだわりのある人ほど第1期で買うことがオススメです。

期によって価格が変わることはあるの ?

期分け販売の場合、期によって売り出し価格が変わるのか気になる方も多いでしょう。

結論から言うと、需要動向によっては売り出し価格が変わる可能性はあります。

通常は、全室の価格想定をした上で事業計画を作っているため、分割販売をしても当初の価格体系を維持することが原則です。

しかし、第1期の需要がほとんどなく、売れ残りが発生しそうな時は、第2期から値下げされることもあります。このような場合、高値で買った第1期購入者からクレームが出る可能性があるので、差額調整目的で一定額が配られることもあります。

もっとも、最近では第1期の売れ行き好調なら、第2期以上がどんどん値上げされていくことがトレンドです。そのため、購入時期が遅くなれば遅くなるほど、価格は高くなると想定しておいた方が良いでしょう。

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