後悔ポイント①
入居直後に修繕積立金が大幅に値上がりした
多くのマンションでは、外壁の塗装や屋上の防水工事といった大規模な修繕工事を、通常12〜15年周期で実施しています。その修繕費用は、各世帯が毎月一定額を修繕積立金として支払い、管理組合の口座にプールしておくのが一般的です。
最初の修繕は建物の劣化が少ないため、修繕費は通常計画の範囲内で収まります。しかし、2回目以降は劣化の度合いが予想以上に進行してしまい、既存の積立金ではまかないきれなくなるケースも少なくありません。
そのため、1回目の大規模修繕工事以降に中古マンションを購入すると、入居直後に修繕積立金の大幅な値上げを要求されることがよくあります。
こうしたトラブルを防ぐためにも、長期修繕計画や過去の実施状況を、購入前にきちんと確認しておきましょう。